往来写簡

あなたの自由を見つける移動写真館『写真箱』を開催しております。 日々笑って暮らせる、そんな写真を撮っています。

もう何から書いていいのやら。ありがとう横浜!!!

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もう何から書いていいのやら。

米沢に帰ってきてから、ひとつひとつゆっくりと味わっています。

 

先週土曜日、横浜に出発。

今回お世話になった『GuestHouse Futareno / 横浜野毛ゲストハウス』へ。

 

てか、ゲストハウスって初めて泊まった!

だって私、出不精で旅行とかそんなに行かないし、

ホテルとゲストハウスがどう違うとかそんなにわかってないし、

どんな人達が集まるのかもよくわかってない。

ほんと、ごめんなさい(笑

 

 

なぜにそんな横浜のゲストハウスで写真箱を開くことになったのか。

 

きっかけは、米沢の古民家萬五郎。

そこに横浜から遊びに来ていた西川夫妻。

奥さまの真紀子さんとは、去年の夏に萬五郎の螢酒イベントで初めて会いました。

意外にも、その時はそんなに親しくお話もしていなかったという。

それからFBで私の写真を見てるうちに、

だんだんどんどん盛り上がってきて、

次に萬五郎に行く時は絶対撮って欲しいと。

そして、今年の1月にあった餅つきイベントに来萬。

撮影。

で、真紀子モード突入。

えむさん、横浜で写真箱やって! な勢いとなる。

 

ちょうどその頃、

真紀子さんがリノベーションのお手伝いをしていたのが、

ゲストハウスFutareno。

 

最初は年内にやれたらいいねなんて言ってたのに、

ぎゅぎゅぎゅっとスケジュールが前倒しになり、

最速で実現してしまった。

 

とにかく面白そうな予感だけはとまらなかった。

こんなに強く、私に来て欲しいという真紀子さんの想い。

そして、そんな真紀子さんがお手伝いしたこの場所と人に、

絶対面白いことがあるという確信。

 

 

結果、

確信的中なわけです。

 

 

まず、Futarenoのロケーション。

野毛という街は、

観光客が行くようなオシャレな地域とはちょっと雰囲気が違ってる。

桜木町の駅から坂道沿いに続く、

どちらかというとおっさん寄りな歓楽街。

路地裏が迷路のようにたくさんある。

そして、ほぼほぼ全部坂道。

 

朝早くこの界隈を散歩してたら、

歩きながら新聞を読むおっさんをたくさん見かける。

???と思ったら、

競馬関連のお店が集中してる一角があるそう。

お店の看板に『大穴』とか書いてあるわけだ。

で、新聞なのね。なるほど。

 

そのおっさん寄りなゾーンを抜けたかなってところ。

成田山神社の参道の途中にFutarenoがあります。

参拝に行く人達がのんびり往来する小道。

その先にはお伊勢さんもあったりで、

坂道下の歓楽街とは違ってとっても静か。

 

この日の横浜はちょっと肌寒い位の気温。

でも、米沢人にとってはポカポカ。

で、慣れない坂道を登りきって辿り着いた故、

私、汗だく。

着いて早々、

『窓開けていい?』て言った(笑

 

 そんな私を快く迎えてくれたオーナーのケンタくんとミナちゃん。

めっちゃいい子だった。

 

若い二人がゲストハウスを作ってやっていくって

そりゃぁ必死で一生懸命に頑張ってると思う。

始まったばっかりだし、寝る時間もないくらい。

 

でもね、力入ってる感が全然ないんだよね。

ガツガツもしてないし、セカセカもしてない。

自分達の好きなように楽しんでる。

だから、無理してる感も全然ない。 

 

なので、ここに居るととっても気持ちがいい。

 

 入り口の土間スペースにいると、

次から次へと世界中からお客さまがやってくる。

 

明日はマドリッドに旅立つというアメリカ人のビジネスマンがpc開いて仕事してたり、

フランス人の3人組がチェキで写真撮りまくってたり、

私のカメラを見て台湾の男の子が話しかけてきたり、

日本人の女の子2人組が酔いつぶれてたり(笑

 そんな風景が普通にあって、

こんな私でも、ここにいるだけで旅してる気分になるね。

 

で、縁側のウッドデッキに腰掛けて一服してると、

参道を歩く人達が立ち止まってFutarenoを眺めていく。

のんびりと挨拶を交わしながら、私も景色を眺める。

 

ここに居ると気持ちがいい。

 

Futarenoはそんな場所です。

 

お写真は、

縁側のウッドデッキに腰掛けた

ケンタくん&ミナちゃん&リノベのお手伝いをしたDIYチームのみなさま。

笑顔がまぶしいぜ!